岐阜県立森林文化アカデミー・美濃市の林業グループ山の駅ふくべ・全国の和傘職人たちが共同で、和傘づくりに必要なエゴノキを毎年収穫する「エゴノキプロジェクト」、2014の詳細が決まりましたのでお知らせします。
 「そもそもエゴノキプロジェクトって何?」という方は、こちらのページに詳しい説明を掲載しています。
 一般の方もご参加いただけます。林業の専門家のアドバイスを受けながら、直径4~6センチのエゴノキを手ノコで伐り、運ぶ作業です。伝統工芸を支える森づくりの活動にぜひご協力ください。
 参加ご希望の方は、末尾の参加申し込みフォームからお申込みください。


▼2014の方針
エゴノキ500本の伐採を目指します。うち250本は和傘用(直径が4~6センチ)、残り250本は太い樹を伐って若い芽を出させ、森の更新を促すための伐採です。


▼日時、場所
日時:11/23(日)8:30〜15:30
集合場所:美濃市片知 瓢ヶ岳(ふくべがたけ)登山口駐車場
作業場所:美濃市片知 新田の森
地図:http://goo.gl/vUcDA7
集合場所までのルート:http://forest-academy.blogspot.jp/p/blog-page_6.html

新田の森の入り口 この周辺に車を停めて徒歩で林内へ入ります。


▼持参するもの
弁当、飲物、山歩き用の靴、軍手、防寒具、雨具(カッパ等)
※ノコギリ、ヘルメットなどは事務局側で準備します。
下の写真は2013年の作業の様子です。服装などを参考にしてください。




▼作業スケジュール
8:30     登山口駐車場に集合
            各自の車で新田の森入口へ移動、徒歩で新田の森へ
9:00     ガイダンス
            エゴノキプロジェクトの概要
            和傘・傘ロクロの解説
            森林の更新の状況
            エゴノキの見分け方、伐り方
9:30     伐採作業開始
12:00   昼食
13:00   作業再開
15:30   作業終了、解散


▼雨天の場合
小雨決行します。
悪天候の場合は、11/24(祝)に延期します。


▼交流会
日時:11/23(日)18:30~
場所:美濃市曽代88 森林文化アカデミー・アトリエ棟ゼミ室A
地図:http://goo.gl/JRJHiQ
※交流会では食事代(実費1000~2000円程度)をご負担いただきます。


▼勉強会
日時:11/24(祝)9:00〜12:00
場所:美濃市曽代88 森林文化アカデミー・アトリエ棟ゼミ室Aほか
地図:http://goo.gl/JRJHiQ
※和傘関連のビデオを見たり、足踏みロクロ等の人力の道具で「傘ロクロ」を作る体験を予定しています。


▼参加申し込みフォーム
 エゴノキプロジェクト2014に参加ご希望の方は、以下の申し込みフォームよりお申込みください。日程等の変更をメールや電話でお知らせする場合がありますので、必ずお申込みをお願いします。
 危険を伴いますので、乳幼児の同伴はご遠慮ください。小中学生は必ず保護者同伴でご参加ください。
(新しいウィンドウで開く場合はこちらから)   

 10月7日にオーストラリアで木工教室を主宰するアラスター・ベル氏が来日し、森林文化アカデミーを視察します。せっかくの機会なので、視察の後にオーストラリアの木工教室事情についての講演をお願いし、快諾いただきました。たくさんの写真を見ながらお話いただきます。以下の日程で開催し、どなたでもご参加いただけます。

日時: 2014年10月7日 17:30〜19:00
場所: 岐阜県立森林文化アカデミー・森の情報センター
講師: アラスター・ベル氏(メルボルン・ギルド・オブ・ファイン・ウッドワーキング主宰)
通訳: 久津輪 雅(岐阜県立森林文化アカデミー・ものづくり講座准教授)
申込み:こちらのフォームからお申込みください。

※講師の来日スケジュールの関係上、日時が変更になる場合があります。変更の際はお申込みいただいた方にご連絡します。


アラスター・ベル氏略歴
1990年 メルボルン大学教育学部卒業(工芸、家具制作を専攻)
日本に8年間滞在(英語教師、家具の自主制作)
2005年 ノース・ベネット・ストリート・スクール修了(アメリカ・ボストンの工芸学校)
2008年 メルボルン・ギルド・オブ・ファイン・ウッドワーキング開校



 一般の人が本格的な木工に親しめる木工教室のニーズが高まっています。大都市では新しい木工教室やカルチャーセンターの講座などが増えていますが、「暮らしで使うものを自分で作ってみたい」というニーズは今後ますます高まると予想されます。
 欧米各国では、こうした木工教室が盛んです。大学で夕方の市民講座を開講していたり、週末や夏休みの集中講座があったり、好きな時間に通うことのできる木工教室がたくさんあります。
 今回はオーストラリア・メルボルンの先進事例を見ることで、日本でのニーズの高まりに応えるためのヒントを見つけられればと思っています。木工教室を経営している方、これから経営を考えている方、海外の木工に興味のある方、ぜひご参加ください。


 メルボルン・ギルド・オブ・ファイン・ウッドワーキングのホームページを見るとかなり本格的な木工をやっているので、これを「木工教室」と訳していいのか「木工学校」の方が適切なのか分かりません。
 月・火・水・木・土の午前・午後・夜に、各3時間のクラスがあり、生徒は来やすいクラスを選択して通う仕組みです。10週間で1期です。作品は自分の好きなものを制作できます。これとは別に、「伝統的な彫刻技法」とか「手加工の蟻組みを極める」などの集中講座もあるようです。

 詳しくは、アラスターさんが来日してからお話を伺いましょう。お楽しみに!


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このサイトは岐阜県立森林文化アカデミー准教授・久津輪 雅が開設しています。

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岐阜県美濃市曽代88
tel/fax 0575-35-2525(代)
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