講演会「オーストラリアの木工教室事情」 どなたでも参加できます
10月7日にオーストラリアで木工教室を主宰するアラスター・ベル氏が来日し、森林文化アカデミーを視察します。せっかくの機会なので、視察の後にオーストラリアの木工教室事情についての講演をお願いし、快諾いただきました。たくさんの写真を見ながらお話いただきます。以下の日程で開催し、どなたでもご参加いただけます。
日時: 2014年10月7日 17:30〜19:00
場所: 岐阜県立森林文化アカデミー・森の情報センター
講師: アラスター・ベル氏(メルボルン・ギルド・オブ・ファイン・ウッドワーキング主宰)
通訳: 久津輪 雅(岐阜県立森林文化アカデミー・ものづくり講座准教授)
申込み:こちらのフォームからお申込みください。
※講師の来日スケジュールの関係上、日時が変更になる場合があります。変更の際はお申込みいただいた方にご連絡します。
アラスター・ベル氏略歴
1990年 メルボルン大学教育学部卒業(工芸、家具制作を専攻)
日本に8年間滞在(英語教師、家具の自主制作)
2005年 ノース・ベネット・ストリート・スクール修了(アメリカ・ボストンの工芸学校)
2008年 メルボルン・ギルド・オブ・ファイン・ウッドワーキング開校
一般の人が本格的な木工に親しめる木工教室のニーズが高まっています。大都市では新しい木工教室やカルチャーセンターの講座などが増えていますが、「暮らしで使うものを自分で作ってみたい」というニーズは今後ますます高まると予想されます。
欧米各国では、こうした木工教室が盛んです。大学で夕方の市民講座を開講していたり、週末や夏休みの集中講座があったり、好きな時間に通うことのできる木工教室がたくさんあります。
今回はオーストラリア・メルボルンの先進事例を見ることで、日本でのニーズの高まりに応えるためのヒントを見つけられればと思っています。木工教室を経営している方、これから経営を考えている方、海外の木工に興味のある方、ぜひご参加ください。
メルボルン・ギルド・オブ・ファイン・ウッドワーキングのホームページを見るとかなり本格的な木工をやっているので、これを「木工教室」と訳していいのか「木工学校」の方が適切なのか分かりません。
月・火・水・木・土の午前・午後・夜に、各3時間のクラスがあり、生徒は来やすいクラスを選択して通う仕組みです。10週間で1期です。作品は自分の好きなものを制作できます。これとは別に、「伝統的な彫刻技法」とか「手加工の蟻組みを極める」などの集中講座もあるようです。
詳しくは、アラスターさんが来日してからお話を伺いましょう。お楽しみに!